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たて's BAR
金沢在住のたてと申します。 子供の病気のことや他愛のないこと、日記をつらづらと書いてます。
足るを知る
京都・龍安寺には、「五隹止矢」と掘り込まれた井戸があります。
(すいません、実物は私も見たことがありませんが・・・)
この井戸(手水鉢)は水戸光圀公が奉納したものらしく、
中心部に四角形の鉢、周りに時計回りで「五・隹・止・矢」と記入されてます。

龍安寺

中心部の四角形を「口」と見立てると、
「吾唯足知」となり、「われ・ただ・足るを知る」と読むことができます。
意味は「私はただ、満足することを知っているだけです」という意味。

最近、この言葉がよく沁みるのです。


「格差、格差」とテレビで毎日のように聞きますが
私はこの言葉、好きではありません。
確かに、働いても働いても楽できない、裕福にならない人っていると思います。
一方で楽に裕福な暮らしをしている人もいます。
生活レベルの差は、事実として存在しています。

でも「格差」という言葉を口にした瞬間、
それは「やっかみ」や「嫉妬」に変換されるような気がするのです。
だから、私はこの言葉を絶対に口にしない。
口にしたら、世の中が悪い、俺は被害者だ、っていう逃げの姿勢になりそうだから。

毎日仕事のことで愚痴っているヘナチョコな私ではありますが(笑)、
そこはプライドの最後の一皮として、言ったら負けのような気がします。
幸せが、スルスルっと逃げるのよ。

「階級社会」はヨーロッパの社会構造として、既に存在していますが
「格差社会」は日本語。最近になって使われはじめた言葉だと思います。
多分、根っこは同じ言葉だと思うのですが、
何となーく、後者の方が嫉妬色が強いような気がして好きではないです。


ダラダラと偉そうなことを書いてますが…
私自身、自分よりも収入のある人を随分と羨んだ時期があることを述べておきます。
今こんな偉そうなことを言えるのも、少し収入が安定してきて余裕が出てきたからかも知れません。
ただ、少し高みに立って自身を省みたときに、その思考ルーチンが非常に恥ずかしく思えたのです。


人はみな、平等ではない。
能力の違いや生まれの違い、果ては運の違いは間違いなくあります。
自分は選ばれた人間ではなく、凡人である。
こんな当たり前のことを認識できるまで、自分の分際をわきまえるまでに、
随分と時間がかかってしまったものです。
いや、お恥ずかしい限り。


「吾唯足知」小さい喜びをかき集めて、その日を満足しよう。
「吾不足知」足りないことを知っても、ロクなことがないから。
(ちなみに、「不」+「口」=「否」ですね)


今日は早く帰れた。慶悟も大悟も起きてた。
晩飯のときのビールは「エビス」だった。
よっしゃ、明日もガンバロー。


忘恩の徒
<四川大地震>「感謝しても歴史忘れるな」異例の「日本ブーム」に“待った”―新華社報道

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2008年6月3日、新華社通信(電子版)は、四川大地震の救援活動を契機に中国国民の間で起こっている
「日本ブーム」について報道し、「援助に感謝しても歴史は忘れるな」
と日本に手放しで融和的な態度をとることにクギを刺した。

四川大地震では、日本の国際緊急援助隊が発見した遺体に黙祷する姿が報道されたことで、
中国国民の間に「日本に感謝する」との声が巻き起こった。

新華社配信の記事では、こうした「日本感謝」ブームについて、
「日本に対する新しい見方が生まれているようだが、こんな時こそ冷静に」と呼び掛け、
「日本人は思ったより『悪くない』という中国人が増えているが、
我々が今感じているほど『素晴らしい』とも限らない」と手放しのブームをけん制した。

さらに、「中国の民衆は、日本の援助に感謝するが、歴史を忘れることはない」と強調。
日本の航空自衛隊による救援物資輸送の報道と、その後の派遣見送りについても触れ、
「慎重な中国人は理性を取り戻した」と指摘した。

このほか、日本の中国に対するODAについても言及。
日本で「ODAには全く感謝の言葉を発しなかった中国人が、今回の震災でやっと感謝した」
との報道があったことや、
中国現代国際関係研究所の日本問題専門家、劉軍紅(リウ・ジュンホン)研究員がこれに対し、
「ODAは戦争の賠償金だと誤解している中国人が多い」とコメントしたことなどを紹介している。

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今回の援助は、過去の歴史清算の一環としてやっとる訳ではないです。
純粋な人道的な立場からやっとるのです。
それはそれ、これはこれ、ということで割り切ってくれてもいいから、
今回だけでも素直に感謝することができんのかねえ。

中国は礼節の国、っていうのはウソですかい?
こういう輩を、「忘恩の徒」と呼ぶのです。

この調子だと俺、中国人全体を嫌いになっちゃうぜ。


何が悲しゅうて
MSN産経ニュース「映画字幕で業界が四苦八苦 若者の知的レベル低下が背景か?」
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 若者の活字離れが進む中、映画会社が洋画の字幕づくりに苦慮(くりよ)している。文字数を減らすだけでなく、漢字の使用を最小限にし、極力ふりがなをふる気の遣いよう。「読み」だけでなく、中学生レベルの歴史的事実すら知らないというケースも。こうした事情を反映し、アニメだけでなく、実写映画でも吹き替え版が急増。映画業界では「若者の知的レベルがこれほど下がっているとは…」と驚いている。(岡田敏一)

 日本初の字幕映画は昭和6(1931)年公開の米作品「モロッコ」。吹き替え作業の設備などが不十分で字幕という苦肉の策をとったが、この作品の大ヒットで字幕が定着した。

 映画各社によると、戦前の字幕はスクリーンの右端にひとつのせりふで最大縦13字で3行だったが、戦後は10字2行とやや少なめに。人間が1秒に読めるのは4文字程度というのが理由だった。文字数が再び増えるのが1980年代半ば。ビデオレンタルが普及するにつれ、テレビでも見やすいように、とスクリーンの中央下に最大横13字で2行の形式が定着した。

 しかし、ここ数年、13字の字幕を読み切れないという若者が増加。映画離れを食い止めようと、製作、配給会社では苦肉の対応を余儀なくされている。字幕づくりの現場では、10字前後で区切って行数を増やしたり、漢字を省いたり…。さらに、字幕を必要としない吹き替え版へシフトする動きもある。

 東宝東和では8月から10月の3カ月間で計3本のハリウッド大作を公開するが「吹き替え版を過去最大級の手厚さで用意する」と話す。ワーナー・ブラザーズ映画も「ハリー・ポッターシリーズの場合、吹き替えが6割で字幕版を上回っている。その他の作品でも吹き替えの比率は年々高まっている」と説明する。

 字幕以前の問題も。ある映画会社の製作担当者は「スパイ系作品の試写会後『ソ連って何ですか?』、『ナチスって何ですか?』との感想が寄せられ、本当に驚いた」と打ち明ける。

 「スパイダーマン」シリーズなど計約1000本の映画の字幕づくりを担当したこの道約30年のベテラン、菊池浩司さん(60)は「知っていて当然の日本語を知らない若者が増えているようだ」と話している。

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最近、テレビの字幕がうるさくて仕方ないのです。
字幕に慣れてしまって、漫才とかバラエティーとか、いつの間にか字幕を見てる自分が嫌です。
あれは親切なようで、実は芸や面白さを殺してるよね。
あんなのは、バリアフリーでも何でもないです。
「会話力」「読解力」が落ちるのよ。勘弁してくれ。

世の若者よ。本を読みなさい。
何が悲しゅうて、下のレベルに合わさなあかんねん。

字幕を読めない奴は、日本語吹き替えを見なさい。
テレビを見る時間の、倍の時間読書しなさい。

「テレビばっかみてたら、バカになるよ」
昔そんなこと言われたけど、最近のテレビってホントにアホになるよ。
最近のバラエティーと比べたら、ドリフなんて教養番組だよなあ。


許されないポジション
『倖田来未「羊水」発言で一部CM中止』

仮病でサッカーしても、大口たたいてカッコ悪く負けても、
別に構わないよ。羊水が腐ろうが、「別に・・・」って愛想が悪くても、
全然腹なんか立たんよ。

でもね、スタッフとか、会社とか、スポンサーとか、
色んな人を支えてるって自覚は持っていなければいけないと思う。

「倖田来未」をビッグにするために、
これまでどれだけの人がエネルギーと、お金と、想いをつぎ込んできたのか。
窮屈だと思うけど、自分を支えてきてくれた恩人や仲間を、
結果として損害を与えてしまったその姿勢が、残念。


おれ自身、よく調子に乗って、
要らんこと言って失敗するタイプで、
思わず口がすべってしまった、ってことが多々あるから偉そうなことは言えんけど、
ぶっちゃけられない仕事って、やっぱりあるんだろうね。


すぐに揚げ足をとる、メディアの風潮もどうかと思うけど、
残念ながら、そのメディアに乗っかってるポジションだからね。


自分ひとりがボロカスに言われるだけならまだしも、
うっかりの一言で、色んな人が苦しむ。大金がドブに捨てたと同然になる。
そんな意味で、有名人って、辛いね。


ガソリン代値下げだけでなく
最近、「ガソリン国会」だとか「ガソリン値下げ」だとか、
いろいろ言われてるのですが、
正直、アホかと思ってます。

いやね、ガソリン代もバカにならんですよ。灯油代も。
安くなるに越したことないけど、
ガソリン税は、伊達ではないのですよ。

でもね、国家予算の一部を担う財源を、
「安くしたいですよね〜」と言って安易に減らすのは、
近視的としか思えない。大衆迎合にも程がある。
バーゲンセールじゃないんだから。

せめて、浮いた分を年金に回しましょうだとか
福祉や環境対策に回しましょうだとか、
大切な財源をどう使うのかも含めて、議論しないと意味がない。


いつも思うけど、民主党って先のこと全然考えてないよね。
目先のことに迎合した、小兵ばっかし。
社民党や共産党と違うんだから、仮にも政権担当政党を名乗るのなら
もうちょっと現実的なビジョンで勝負してくれないと。
国会はショーではなくて、俺達の生活を決定づける重要なものなんだから。

この先、あと数年もこの状態が続くのかと思うと、
嫌んなりますわ。


また、うつ病か・・・。
「西村真悟衆院議員の長男、林太郎さん(26)が自殺」
「強いうつ病を患う」


ストレス社会と言われて久しい。
私自身、日常的にストレスを感じ、うつ病の種をたくさん抱えていて
何かのタイミングで種が萌芽する可能性がゼロではない身としては、
うつ病が多発する最近の傾向や原因が気になる。

単に報道により顕在化してきただけなのか、
教育によって(私を含めて)ストレスに耐性がない人が増えてきたからなのか、
世間がどうにも世知辛くなってきたからなのか。


カウンセラーの充実とか、早期の治療とか、確かに必要だけど、
そういう対策って、完全に後手なんだよね。


将来ある若者がうつ病になって自殺しまうなんて、
全てが「世間が悪い」とは思わないけど、明らかに何かが正常じゃないっすよ。

これから社会に貢献して、子をなして、育てて、
誰かを幸せにできたはずなのに。


もったいない、残念、そんな言葉しか出てこない。


埼玉県知事、ダメですな。
埼玉県知事が、こんな発言。


上田清司埼玉県知事は2日、新規採用職員就任式の式辞で、
『使命を全うしようとする公務員の例として「自衛官は大変だ。分かりやすく言えば平和を守るために人殺しの練習をしている。国民の命、財産を守るためだから偉いと褒めたたえなければいけない」と述べた。県職員の仕事に関しては「多くの人に喜びを与えて感謝され、自らも喜びを感じることができる」と話し「最大のサービス産業」と強調した。』

http://news.goo.ne.jp/article/kyodo/nation/CO2007040201000263.html

うわー。自画自賛にもほどがあるねえ。
多分この人は、自身を省みるってことができない人なんだろうなあ。

他人の職業を尊重しない人は、そもそもダメですな。
県職員は楽できて、しかも感謝されて二度おいしい、って言いたかったのかな。

俺って割と失言系には寛容な方だと思うけど、
この発言はさすがに「あちゃー」って思うなあ。

ま、いいけどね。埼玉県民じゃあないし。


失言をほじくるより、生活が大事っす。

税金を返せ
ある厚生大臣の失言もどうかと思うが、
それをネタに審議拒否をする野党はもっとどうかと思う。

補正予算など、重要な時期だろうに・・・。
仮にも政権担当政党との自負があるのなら、子供じみた戦術は
逆に国民の信頼を失うってことにいい加減気付いてもらいたいもんだ。

俺は、風俗好きの教師は嫌いではないが、
生徒に指導ができない教師は今すぐ辞めてもらいたいと思う。
これこそ、税金の無駄やっちゅうねん。

今後、重要法案を通したい時は、程よい失言をすれば、野党が律儀に欠席してくれて
法案がスイスイ通るんではないかな、と思ったりする今日この頃。

俺、今後10年は民主党に投票しません。

宮崎県知事選に思う
宮崎県知事選挙は、タレントのそのまんま東氏の圧勝に終わったようです。
昨日のニュースで、初登庁する東氏の映像が流れていたのですが、
何ていうか、妙にオドオドしてるんですよねー。

この先、県政の舵取りはもちろん、議会との折衝など、
リーダーシップを発揮してグイグイ進めていかなければいけないのになあ。
初っ端から、呑まれてどうする。
政治はパワーゲームですぜ。

何だか、某大阪府知事のことを思い出すなあ。
こいつ、大丈夫かいな?と思うところ、しきりです。
人ごとながら、ちょっと心配なのです。


障害者自立支援法のひずみ
今年4月に「障害者自立支援法」が施行されました。
本法案の骨子は、「障害者の生活を将来も安定的に支え、
就労など自立を促すため」だそうです。
うちのけいごも、広義でこの法案に基づいて医療費の控除が行なわれており、
我が家にとっても、他人事ではない法案です。

この法案では、これまで負担がほぼゼロだった項目に関しても、
「原則1割負担」が新たに課せられることになりました。
所得に応じた上限が設けられるなど、問答無用の1割負担ではないようですが、
これまで保護を受けて辛うじて生活していた方にとっては、
負担増の憎っくき法案かと。

少し前になりますが、7月27日の新聞で気になる記事があったので、
ご紹介させていただきます。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

北中「自立支援法案」

(北陸中日新聞 平成18年7月27日朝刊)

グループホームで暮らす、愛知県内の重度知的障害の男性は、
これまでも毎月6万6千円の障害者基礎年金がほとんど、ホームの費用に消えていた。
授産施設の給料1万2千円が貴重な小遣い源だった。
ところが、4月からホームの利用負担、授産施設の利用料・食費、
ヘルパー利用料が有料になった。
1年前と比べると、新たに4万3145円の支出が加わった。
月収を大幅に超えるため、離れて暮らす家族が肩代わりしている。
5月からヘルパー利用をやめたものの、焼け石に水。
「とても続かない・・・」。

(中略)

生活を苦しめる1割負担。中でも、働く場で利用料を取られることに
障害者の不満や反発は大きい。
授産施設や小規模作業所の賃金は1万円前後が多く、利用料の方が上回ってしまう。

(原文を一部編集、内容は変更なし)

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

行政の財政状況が悪化する中、少しでもコストを削減しよう、
タダ飯、タダ介護はあり得ないよね、という発想も一面では理解できるので、
なぜ負担を増やすのだ、という議論はあえて行わないけど。
何だか釈然としないなあ。


うーん。事実、(障害の程度によるものの)重度の障害者にできる金儲けの種、
ってのはそんなに多くないのかもしれないけどね。
でも働けば働くほど、赤字こくのなら意味ないっしょ。
そりゃ、現場で働いてた人のモチベーション、下がりますって。
制度自体が死んでますなー。
どこかは知らないけど、利用料がかからない職場で働きましょう、ということなのか。

あっちを立てればこっちが立たず、ってことなんだろうけど。
難しいねー・・・。

むむ。「福祉の充実と採算性のバランス」という議論はなかなか難しいところですが、
↓新聞の最後のコメントは、まさしく正論でないのかな、と。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

「もし、あなたが働くために毎月40万円職場に払えと言われたらどう思いますか。
多くの施設で賃金を超す利用料を支払うとは、そういうことです。
障害者の施設には税金が使われているからというのなら、
行政職員だって税金で建てた建物で働いているじゃないですか。
なのに利用料は払わない。健常者では通らないことが、
障害者ではまかり通ってしまう」

(原文ママ)

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

でも、私がこんなこと言ったところで、、
この人たちの力になれる訳でもなく、世の中を動かせる訳でもなく。
せめて、家族を守ろうとするくらいが関の山。
己の力なんて、小さいもんです。


教師の資格について思うこと。
裁判を起こしていた元教師が、裁判に負けました。

「君が代斉唱時の起立に反対して式の進行を妨害したとして、
威力業務妨害罪に問われた元同校教諭、藤田勝久被告(65)に対し、
東京地裁は30日、罰金20万円(求刑・懲役8月)を言い渡した。」

関連リンク
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060530-00000033-mai-soci

うーん。別に君が代とか、国歌の是非をここで言うつもりはないけど。
生徒にとっては、一生に一度の卒業式。

そんな場で、自分のエゴを押しつけるって感覚。
教師として、生徒を少しも思いやってないよね。

どんな信念があるのか知らんけど、
教師として、教え子を気持ちよく旅立たせてやろう、
って発想にならないのなら、
「元教師」という肩書きですら
名乗る資格、ないよね。


偽装問題
週末の読売新聞の記事。少々長くなるかも知れませんが、ご容赦を。

「自動車道橋脚で偽装 富山・能越道 杭太さ基準以下」
(平成18年2月17日 読売新聞1面)
http://news.tbs.co.jp/headline/tbs_headline3228284.html

富山県の高速道路で、業者が工事した杭の太さが
国交省で定められた基準値以下だったことが判明したが、
業者がそれを隠していた、という内容の記事です。

記事ではいかにも、マンションの強度偽装問題と同等、
「また公共事業の闇が明らかに」、
といった内容の記事となっているのですが、実態は違います。
違います、と断定的に書けるのは
私がこの業界に携わっているからです。
ことの本質を、この耳で聞いたからです。

この問題は、
高速道路の支持杭(建物をささえる地中の柱)を工事する際に、
工事段階でのミスで「強度と関係ない箇所」の太さが足りなくなってしまい、
(業界では「施工不良」と言います)
そのミスを咎められるのを嫌がった業者が発注者に黙ってゴマカシてしまった、
という内容のものです。
ちなみに、一年近くまえのことです。なぜ、今さら。

この問題のツボは、国交省の検査(指示通りの内容の支持杭ができあがっているかの確認)の時に
小言を言われるのが嫌で、工事のミスをゴマカシたこと、に尽きます。

いわば、合格点70点のテストで、実力で90点とっているのに、
ミスで実は85点でした、そのマイナス5点を申告しませんでした、ということです。

50点しか取れなかったテストで、プラス20点上乗せして合格でした、
と偽装していた訳ではないのです。
(某マンション強度に関する事件は、まさにコレですが)

ゴジラ松井や宮里藍は、あんなに良いイメージで売ってるのに
実は路上でポイ捨てをしてた、だからアイツは悪い奴に違いない、
私は悪事を暴いた、と言っているようなものです。

もちろん、褒められたことではないのですが、事の本質とは違います。
その部分を大きくクローズアップすることで、
いかにも「世の悪事を暴いた」という世論を作り上げようとする
最近のマスコミの意図的かつ恣意的な悪意が見え隠れしています。
そうではない、と言うのならば、記事を書いた担当者の単なる不勉強ですね。
少なくても一年近く前にも関わらず、掘り起こす価値のあるネタとは思えません。

ちょっとでも「黒」が見えたら、事の本質は見ようとせず、
鬼の首を取ったように、ボッコボコに攻撃するマスコミ。
報復・復讐を容認した、と言われているハンムラビ法典でも、
「目には目を『以上』」の罰を認めてはいません。

マスコミが標榜する「相手に対する理解」や「良識」を
マスコミ自身が持っているとは、私は思えない。




プロフィール

たて

Author:たて
金沢市在住の関西人。
趣味は読書と音楽。たまに料理も。
最近はカメラに凝ってます。

二児のパパ。
長男(慶悟)は2007年5月15日に
最終手術(フォンタン手術)を終了。
家族4人で、
のほほんと生活してます。



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